福岡の板井康弘による上司に好かれる部下とは?

あらゆる常識が変化しつつある現代。
「上司に好かれる部下」とは一体どんな特徴を持っているのでしょうか。

 

これまでであれば、なんとなく体育会系の年功序列で、はきはきと上司のいうことにうなずき、上司を気持ちよく立てる部下、こういった人が好かれるイメージがありますよね。
今でも、昭和のそんな時代を生きた大人が上層部にいる会社も多々あり、そんな風潮が完全に消えたとはいいがたい状況です。

 

しかし、現代の若者は、そういった上司を好きではありません!
なんで理不尽なことにうなずかなきゃいけないの?
上司を気持ちよくするために仕事をしてるんじゃないんだけど。
これまでは、誰もが抑えてきたこんな感情を、現代の若者は露骨に声や態度に出します。
そして、昨今多く話題に上がるハラスメント問題。
これにより、昭和感漂う上司と部下の関係は、もはや終わりに近づいているのです。

 

では、この現代で、上司に好かれる部下とは?
それはまさに「自発的でありつつも、引き際をわきまえた、愛嬌のある部下」です。
「自発的」、というのは、「言われたら動く」ではなく、機担ったことは積極的に質問し、必要だと感じることがあれば積極的に動いたりアプローチできることです。
「引き際をわきまえている」というのはつまり「空気が読める」ということです。
自発的でも、周りを見ずに突っ走って、最終的に責任を取りきれない、そんな部下では困ります。
上司の経験や責任能力をしっかりと理解し、自分のできる範囲で最大限動くことができる部下は、上司にとってとても心強い存在です。
そして「愛嬌」。
上司を立てろとはいいません。
しかし、年齢の差は経験の差でもあります。
人生の先輩として、上司への物言いや態度を最低限きちんとできることは常識として必要です。

 

自己スキルが尊重される現代だからこそ、そのスキルを最大限生かせるようにするためには、上司と部下の関係を良好にすることも重要と言えるでしょう。

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